研究領域 | スピン流の創出と制御 |
研究課題/領域番号 |
19048015
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
永長 直人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60164406)
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研究分担者 |
村上 修一 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (30282685)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
11,800千円 (直接経費: 11,800千円)
2010年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2009年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2008年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2007年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | スピン流 / ベリー位相 / 光学活性 / 非線形・非平衡過程 / トポロジカル絶縁体 / 近藤効果 / 偏光 / スピン軌道相互作用 / ホール効果 / 強相関電子系 / スピンダイナミックス / 光励起 / スキュー散乱 / 励起子 / 交換相互作用 |
研究概要 |
スピン系の光による制御の最も顕著な例として、光誘起磁性相転移-反強磁性絶縁体と強磁性金属の間の光による転移現象-を量子シミュレーションによって初めて捉えることに成功した。これにより、種々の非自明な時空パターン形成や、多重電子正孔対生成、非可逆性などの新しい現象を見出した。また、巨大なスピンホール効果の理論に注力し、Au金属系における不純物の電子状態を第一原理計算、および量子モンテカルロ計算で明らかにするとともに、軌道に依存した近藤効果がスキュー散乱を通じて大きなスピンホール角をもたらすことを見出した。この結果は、実験とも良い符合を示した。
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