研究領域 | 核融合炉実現を目指したトリチウム研究の新展開 |
研究課題/領域番号 |
19055002
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
波多野 雄治 富山大学, 水素同位体科学研究センター, 教授 (80218487)
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研究分担者 |
鳥養 祐二 富山大学, 水素同位体科学研究センター, 准教授 (80313592)
赤丸 悟士 富山大学, 水素同位体科学研究センター, 助教 (10420324)
大矢 恭久 静岡大学, 理学部, 准教授 (80334291)
小田 卓司 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (40436556)
田中 知 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10114547)
中村 博文 日本原子力研究開発機構, 核融合研究開発部門, 研究主幹 (20354615)
朝倉 大和 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 教授 (00342642)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
114,700千円 (直接経費: 114,700千円)
2011年度: 8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
2010年度: 20,000千円 (直接経費: 20,000千円)
2009年度: 24,400千円 (直接経費: 24,400千円)
2008年度: 32,400千円 (直接経費: 32,400千円)
2007年度: 29,800千円 (直接経費: 29,800千円)
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キーワード | 核融合 / トリチウム / 水素 / 放射性同位体 / 放射線 / 同位体効果 / 透過 / 除染 |
研究概要 |
本研究の目的は、核融合炉システムからのトリチウム(T)漏洩を制御するための学術基盤構築である。鉄鋼材料配管を透過するTは元素状(HT)と内部被曝リスクが高い水蒸気状(HTO)に大別できるが、材料表面のFe水酸基濃度を低減すると水蒸気状でのT透過を抑制できることを見出した。また、複雑形状へ適用可能な湿式法による酸化物系透過抑制被膜形成技術の開発に取組み、透過速度を1/104に低減することに成功した。加えて、炉心材料が中性子照射を受けると著しくT蓄積量が増大することを見出し、照射欠陥と水素同位体の結合エネルギー等を定量的に評価すると共に、HやDに照射欠陥を占有させることでT除染効率を著しく向上できることを見出した。
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