研究領域 | 分子高次系機能解明のための分子科学―先端計測法の開拓による素過程的理解 |
研究課題/領域番号 |
19056006
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
大西 洋 神戸大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20213803)
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研究分担者 |
木村 建次郎 神戸大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (10437246)
野本 知理 神戸大学, 自然科学系先端融合研究環分子フォトサイエンス研究センター, 学術研究員 (00510520)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
34,800千円 (直接経費: 34,800千円)
2011年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2010年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
2009年度: 7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
2008年度: 7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
2007年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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キーワード | 原子間力顕微鏡 / 液体構造 / 固液界面 / 埋没界面 / 金属酸化物 / 単分子膜 / 水素結合 / 親水性 / 周波数変調型原子間力顕微鏡 / 溶液構造 / 電気二重層 / 二酸化チタン / 酸化アルミニウム / 酸化チタン / 溶媒和 / マイカ / 走査プローブ顕微鏡 / 非接触原子間力顕微鏡 / 走査トンネル顕微鏡 / 触媒 / ケルビンプローブ顕微鏡 / 仕事関数 |
研究概要 |
顕微鏡探針にかかる力をカンチレバー振動の共振周波数変化として検出するFM モードの原子間力顕微鏡(FM-AFM)を用いてpN オーダーの分解能で力を計測すると、固体表面の凹凸ばかりでなく、液体密度分布の濃淡に起因する力の変調を検出できる。本研究において金属酸化物・有機単分子膜・生体物質などさまざまな物質に接する液体構造の計測に成功した。これらの成果を世界にむけて発信しFM-AFM が界面液体の局所構造を計測するツールとなることを示しつつある。化学的に意義ある計測例を増やしながら、中性子やエックス線による相補的な構造計測と計算機シミュレーションを併用して、測定結果を定量的に解釈する方法を確立することが本研究満了後の課題となる。
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