研究領域 | 重い電子系の形成と秩序化 |
研究課題/領域番号 |
20102004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高畠 敏郎 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 教授 (40171540)
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研究分担者 |
菅原 仁 神戸大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60264587)
関根 ちひろ 室蘭工業大学, 工学研究科, 教授 (60261385)
武田 直也 新潟大学, 自然科学系, 教授 (80242171)
伊賀 文俊 茨城大学, 理学部, 教授 (60192473)
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連携研究者 |
廣井 善二 東京大学, 物性研究所, 教授 (30192719)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
171,860千円 (直接経費: 132,200千円、間接経費: 39,660千円)
2012年度: 19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2011年度: 39,000千円 (直接経費: 30,000千円、間接経費: 9,000千円)
2010年度: 36,790千円 (直接経費: 28,300千円、間接経費: 8,490千円)
2009年度: 38,350千円 (直接経費: 29,500千円、間接経費: 8,850千円)
2008年度: 38,350千円 (直接経費: 29,500千円、間接経費: 8,850千円)
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キーワード | クラスレート / ラットリング / 重い電子系化合物 / 電子・格子相互作用 / 結晶育成 / 超高圧合成 / 強相関電子系 / 低温物性 / 高圧合成 / カゴ状物質 / 単結晶育成 / 相転移 / 磁性 / 物性実験 / 近藤効果 / 強磁性 |
研究概要 |
新規なラットリング物質を創製し新現象を見出した。(1)Ba_8Ga_<16>Sn_<30> ではBa の非中心ラットリングが低温での比熱係数を増強し,熱伝導率を抑制している。(2)CeT_2Al_<10> (T=Ru, Os)の奇妙な相転移は擬ギャップ形成後の反強磁性秩序である。La 系のフェルミ面は3 次元的な多重連結構造をもつ。(3)As 系充填スクッテルダイトのラットリングエネルギーはP 系とSb 系の中間である。(4) 重希土類内包R_5T_6Sn_<18> (T=Co, Ir)のうち,Lu_5Ir_6Sn_<18> は2.6Kで超伝導を示す。(5)YbB_<12> のギャップ形成には音響フォノンと磁気励起とのカップリングが重要である。
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