研究領域 | 重い電子系の形成と秩序化 |
研究課題/領域番号 |
20102005
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
藤 秀樹 神戸大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60295467)
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研究分担者 |
鈴木 孝至 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 教授 (00192617)
宇田川 眞行 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (70144889)
岩佐 和晃 東北大学, 理学研究科, 准教授 (00275009)
李 哲虎 独立行政法人産業技術総合研究所, エネルギー技術研究部門, 主任研究員 (80358358)
筒井 智嗣 (財)高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門非弾性散乱チーム, 副主幹研究員 (70360823)
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連携研究者 |
根本 祐一 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10303174)
アルフレッド バロン 独立行政法人理化学研究所, バロン物質ダイナミクス研究室, 准主任研究員 (90442920)
宇留賀 朋哉 (財)高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門 分光物性I グループ, 副主席研究員 (70241255)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
167,440千円 (直接経費: 128,800千円、間接経費: 38,640千円)
2012年度: 20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)
2011年度: 23,530千円 (直接経費: 18,100千円、間接経費: 5,430千円)
2010年度: 41,860千円 (直接経費: 32,200千円、間接経費: 9,660千円)
2009年度: 38,350千円 (直接経費: 29,500千円、間接経費: 8,850千円)
2008年度: 43,160千円 (直接経費: 33,200千円、間接経費: 9,960千円)
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キーワード | ラットリング / 重い電子系化合物 / 電子・格子相互作用 / 磁性 / 超伝導 / 強相関電子系 / 大振幅非調和格子振動 / 重い電子系 / NMR / ラマン散乱 / 弾性的性質 / 非弾性散乱測定 / 低温物性 / NMR測定 / 非蝉性散乱測定 / 大振幅非調和振動 / 重い電子状態 |
研究概要 |
カゴ状物質における基底状態を明らかにするためNMR,超音波,ラマン散乱,放射光X 線散乱,中性子非弾性散乱実験を行った.(1)I 型クラスレートのゲストイオンラットリングは20-30K の特性エネルギーを持ち,ゲスト原子の可動長と関係する.強い電子-格子相互作用は種々の物理量の増大をもたらす.(2)RO_4Sb_<12>の重い電子的な振る舞いは伝導電子と最低基底状態,すなわちラットリング状態か結晶場状態と関係する. (3)SmRu_4P_<12> の秩序状態は磁気八極子によって説明できる.(4)希土類ヘキサボライトでのフォノン異常は強い電子-格子相互作用によって引き起こされている.(5)RT_2Zn_<20> の構造相転移は電子格子相互作用に起因したラットリング転移である.またPrIr2Zn20 において、ラットリング転移は抑えられ,低温で反強四極子秩序が生じる.
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