研究領域 | ソフトインターフェースの分子科学 |
研究課題/領域番号 |
20106013
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2010-2012) 独立行政法人物質・材料研究機構 (2008-2009) |
研究代表者 |
宮原 裕二 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (20360399)
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研究分担者 |
松元 亮 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 准教授 (70436541)
合田 達郎 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助手 (20588347)
前田 康弘 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 特任助教 (90574939)
坂田 利弥 東京大学, 工学系研究科, 講師 (70399400)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
53,300千円 (直接経費: 41,000千円、間接経費: 12,300千円)
2012年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2011年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2010年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2009年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2008年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | バイオトランジスタ / スマートゲル / 含水率 / フェニルボロン酸 / 高分子ゲル / 電界効果トランジスタ / 動的ナノ界面 / コンカナバリンA / トランジスタ / 刺激応答性ゲル / 動的界面 / 信号変換 / デバイ長 / 二重応答性 / グルコース応答FET |
研究概要 |
FET法の課題は電気二重層(デバイ長)により規定される検出距離限界であり、これがタンパクや長鎖DNAの検出を難しくしている。これを克服する新たな「信号伝達素子」として「スマートゲル」と呼ばれる刺激応答性の高分子ゲルを用いた動的ナノ界面を開発し、その動作機序について実験、理論の両面から詳細を明らかとした。この中で、スマートゲルの含水率変化に同期して起こるゲート界面近傍での誘電率変化が信号変換原理として作用することを見いだした。これにより、従来法では原理的に不可能であった「デバイ長フリー」な分子検出や、電気的に中性な物質に対しても有効なFETに基づく分子検出法の開発に成功した。
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