研究領域 | 学際的研究による顔認知メカニズムの解明 |
研究課題/領域番号 |
20119003
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
稲垣 真澄 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所・知的障害研究部, 部長 (70203198)
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研究分担者 |
井上 裕紀 (井上 祐紀) (独)国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所・知的障害研究部, 室長 (現 島田療育センター八王子 医長) (40415576)
太田 英伸 (独)国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所・知的障害研究部, 室長 (80422103)
軍司 敦子 (独)国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所・知的障害研究部, 室長 (70392446)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
49,400千円 (直接経費: 38,000千円、間接経費: 11,400千円)
2012年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2011年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2010年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2009年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2008年度: 16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
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キーワード | 発達障害 / 顔認知障害 / 事象関連電位 / 周波数解析 / 自他識別 / 視線追跡 / 非侵襲的脳機能測定法 / 社会性認知 / NIRS / ERP(事象関連電位) / ERP |
研究概要 |
顔認知の特異性がもたらすコミュニケーション障害や二次的な社会性障害の神経基盤を解明するため,脳波(EEG)や脳血流(NIRS)の計測,眼球運動計測による視線追跡,紙面調査を通じて,脳機能と顔認知の定型発達について検討した.定型発達児・者において,顔の意味情報処理(個体識別や表情など)にともなう下前頭回周辺や頭頂部の賦活を認めたが,自閉症スペクトラム(ASD)のある児では非定型な賦活を示した.一方,ソーシャル・スキル・トレーニング(SST)などの介入による顔認知の変化について検討したところ,ASD においても顔の既知性判断にともなうEEG 反応の定型的な増大がSST 終了後に認められたことから,本研究で開発された評価法が,顔認知の発達や変化を可視化するものであり,従来の行動観察法を補う定量評価法の一つとしての今後の発展と応用が期待されるものと示唆した.
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