研究領域 | 原子が切り拓く極限量子の世界ー素粒子的宇宙像の確立を目指してー |
研究課題/領域番号 |
21104006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
杉山 和彦 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10335193)
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研究分担者 |
田中 歌子 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 講師 (20359087)
盛永 篤郎 東京理科大学, 理工学部, 教授 (90246687)
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連携研究者 |
北野 正雄 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (70115830)
赤塚 友哉 理化学研究所, 特別研究員 (90548257)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
199,550千円 (直接経費: 153,500千円、間接経費: 46,050千円)
2013年度: 35,490千円 (直接経費: 27,300千円、間接経費: 8,190千円)
2012年度: 50,700千円 (直接経費: 39,000千円、間接経費: 11,700千円)
2011年度: 50,700千円 (直接経費: 39,000千円、間接経費: 11,700千円)
2010年度: 40,560千円 (直接経費: 31,200千円、間接経費: 9,360千円)
2009年度: 22,100千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 5,100千円)
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キーワード | 物理定数 / 量子エレクトロニクス / 超精密計測 / 原子分子物理 / 高性能レーザー |
研究概要 |
Yb+とBa+の異なる遷移を基準とする単一イオン光時計を構築し、それらの周波数比を測定して微細構造定数αの時間変化を探索する。その検出は、暗黒エネルギーを解明する理論構築の糸口となる。 174Yb+ 2S1/2-2D5/2、不確かさのより小さい171Yb+ 2S1/2-2D3/2遷移のスペクトルを単一イオンで検出し、複数遷移の光時計構築にめどが立った。光周波数比計測を実現し、長時間動作をYb:KYWレーザーで進めた。線幅1 Hzの時計レーザー、平面型トラップによる蛍光検出効率の改良、他の遷移への対応を含め、要素技術をほぼ開発した。光時計の不確かさを測定し、時間変化探索を近く開始できる。
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