配分額 *注記 |
37,180千円 (直接経費: 28,600千円、間接経費: 8,580千円)
2013年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2012年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2011年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2010年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2009年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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研究概要 |
二亜鉛メチレンに対し,γ-アシロキシ-α,β-不飽和ケトンを作用させると, 1,3-ジケトンが生成する。この反応は三段階反応であると考えられ, DFT計算によると順に活性化エネルギーが減少しており,この反応が第一段階の進行と共に最後まで無理なく進行するタンデム反応である。また,ジビニル-1,2-ジケトンに対して先ほどと二亜鉛メチレンを作用させると,一挙にシクロヘプタン-1,3-ジオンが得られる反応を見いだしたが,二段階の反応である。しかし,二段階目の反応が遅いので,この反応をワンポットで行うには,厳密な温度制御が必要である。マイクロフロー法を使用すれば,数秒で室温で反応を行うことができた。
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