配分額 *注記 |
210,860千円 (直接経費: 162,200千円、間接経費: 48,660千円)
2013年度: 35,620千円 (直接経費: 27,400千円、間接経費: 8,220千円)
2012年度: 50,180千円 (直接経費: 38,600千円、間接経費: 11,580千円)
2011年度: 43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2010年度: 41,730千円 (直接経費: 32,100千円、間接経費: 9,630千円)
2009年度: 39,650千円 (直接経費: 30,500千円、間接経費: 9,150千円)
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研究概要 |
原索動物ホヤ類は雌雄同体で、自家受精する自家和合種と、自家受精しない自家不和合種が存在する。自家不和合種であるカタユウレイボヤ等のホヤでは、どのようにして自己非自己認識(アロ認識)を行い、自家受精を回避しているのか、その解明が本研究の目的である。本研究により、カタユウレイボヤのアロ認識分子(卵側v-Themis-A, -B, -B2と精子側s-Themis-A, -B, -B2)が同定された。生化学的、遺伝学的解析から、3ペアの卵側リガンド分子を精子側レセプターが認識し全て自己分子と認識すると、精子へのCa2+流入が起こり、卵膜から離脱して自家受精を防いでいることが判明した。
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