研究領域 | 植物生態学・分子生理学コンソーシアムによる陸上植物の高CO2応答の包括的解明 |
研究課題/領域番号 |
21114009
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東北大学 (2013) 東京農業大学 (2009-2012) |
研究代表者 |
廣瀬 忠樹 東北大学, 生命科学研究科, 名誉教授 (90092311)
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研究分担者 |
彦坂 幸毅 東北大学, 大学院生命科学研究科, 教授 (10272006)
衣笠 利彦 鳥取大学, 農学部, 助教 (80403377)
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連携研究者 |
藤井 伸治 東北大学, 大学院生命科学研究科, 准教授 (70272002)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
97,500千円 (直接経費: 75,000千円、間接経費: 22,500千円)
2013年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2012年度: 20,280千円 (直接経費: 15,600千円、間接経費: 4,680千円)
2011年度: 18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2010年度: 20,280千円 (直接経費: 15,600千円、間接経費: 4,680千円)
2009年度: 26,650千円 (直接経費: 20,500千円、間接経費: 6,150千円)
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キーワード | 地球環境変化 / 植物 / CO2上昇 / モデル化 / 群落構造 / 成長速度 / CO2 / モデル / CO2応答 / 窒素利用 / シロイヌナズナ / エコタイプ / 高CO2応答 / 群落光合成 / 光合成 / イネ / 葉群動態 / シロザ |
研究概要 |
世界各地のシロイヌナズナエコタイプを異なるCO2濃度で育成し、エコタイプ間で成長速度のCO2応答に大きな差があることを見出した。さらに、その違いの原因が窒素あたりの光合成の違いに由来することを明らかにした。落葉樹と常緑樹の間には成長や光合成のCO2応答に有意な差がないことを明らかにした。イネFACE実験に参画し、イネにおける葉群動態や窒素動態は、栄養条件には強く依存するが、CO2上昇には応答しないことを明らかにした。最適葉群動態のモデルにゲーム理論を導入し、新しい葉群動態を構築した。このモデルにより、葉面積指数などの群落構造の環境応答(CO2上昇を含む)を定量的に説明できるようになった。
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