研究領域 | 現代社会の階層化の機構理解と格差の制御:社会科学と健康科学の融合 |
研究課題/領域番号 |
21119004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
小塩 隆士 一橋大学, 経済研究所, 教授 (50268132)
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研究分担者 |
阿部 彩 国立社会保障・人口問題研究所, 社会保障応用分析研究部, 部長 (60415817)
浦川 邦夫 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (90452482)
大石 亜希子 千葉大学, 法経学部, 教授 (20415821)
鈴木 亘 学習院大学, 経済学部, 教授 (80324854)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 所得格差 / 貧困 / 健康 / 主観的厚生 / 子ども / 幸福 / 生活保護 |
研究概要 |
所得格差や社会階層の違いが、子供の健康状態やその後の健康や主観的厚生に無視できない影響を及ぼすことが統計的に確認できた。しかも、その影響はかなり直接的であり、社会経済的要因等によって媒介される度合いは限定的だという重要な知見も得られた。さらに、地域の所得格差や貧困は健康や健康感だけでなく、幸福感など、より一般的な主観的厚生とも負の相関があることが示された。以上の知見は、所得格差の拡大や貧困の深刻化が健康や主観的厚生にもたらす影響の深刻さと政策対応の重要性を示唆するものである。
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