研究領域 | ヘテロ複雑システムによるコミュニケーション理解のための神経機構の解明 |
研究課題/領域番号 |
21120002
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
津田 一郎 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (10207384)
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研究分担者 |
藤井 宏 京都産業大学, コンピュータ理工学部, 名誉教授 (90065839)
高橋 陽一郎 東京大学, 生産技術研究所, 名誉教授 (20033889)
青柳 富誌生 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (90252486)
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連携研究者 |
青柳 富誌生 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (90252486)
山口 裕 北海道大学, 電子科学研究所, 助教 (80507236)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
73,320千円 (直接経費: 56,400千円、間接経費: 16,920千円)
2013年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2012年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2011年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2010年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2009年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | カオス的遍歴 / 脳のダイナミクス / ヘテロ力学系 / ランダム力学系 / 第二種自己組織化 / 視覚性幻覚 / 海馬 / 幻覚の数理モデル / ヘテロ結合力学系 / 発展型切り替え写像系 / 複雑系科学 / 数理物理 / カオス力学系 / 脳神経科学 / 情報工学 |
研究概要 |
本研究は[1] 脳内ヘテロシステム間相互作用系、[2]ヘテロ力学系ネットワーク系、[3] ランダム力学系のサブテーマで行った。[1]ではホジキン・ハックスレー型ニューロンのネットワークモデルを基盤にして、動的連想記憶を実現し、これを視覚性幻覚のモデルに発展させた。[2]ではカオス力学系のヘテロ結合モデルと新しい学習則を提案した。[3]ではラットの行動実験における海馬の活動を定式化できることを発見した。どの系においてもカオス的遍歴が基礎になっていることが明らかになった。さらに、システムが拘束条件から成分(部品)を分化させる新しい自己組織化原理を提案した。
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