研究領域 | 革新的ナノテクノロジーによる脳分子探査 |
研究課題/領域番号 |
21H05091
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
竹本 さやか (木村さやか) 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (70372365)
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研究分担者 |
宮田 茂雄 日本薬科大学, 薬学部, 准教授 (40366836)
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研究期間 (年度) |
2021-08-23 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
40,690千円 (直接経費: 31,300千円、間接経費: 9,390千円)
2023年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2022年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2021年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | ストレス / 情動障害 / マイクロダイアリシス / イメージング / 分子病態 / 高分子ミセル / 脳内分子 / 情動変化 / 脳深部イメージング |
研究開始時の研究の概要 |
脳によって生起する情動(不安、恐怖、快楽など)は、生物が生存するうえで必要不可欠な生理機能である。現代社会における様々なストレスが一因となり、過度な情動の亢進や消失といった情動障害が生じ、うつ病や適応障害、不安障害をはじめとする精神疾患との病態に関与するとされる。本研究では、特に細胞外分子の変化を捉えるために、脳深部イメージング法やマイクロダイアリシス法などの分子脳生物学的手法を組み合わせ、ストレスに伴う情動障害の病態解明を目指し、モデルマウスを対象とした研究を推進する。
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研究成果の概要 |
脳によって生起する情動(不安、恐怖、快楽など)は、生物が生存するうえで必要不可欠な生理機能である。現代社会における様々なストレスが一因となり、過度な情動の亢進や消失といった情動障害が生じ、うつ病や適応障害、不安障害をはじめとする精神疾患との病態に関与するとされる。本研究では、情動障害を示す病態モデルマウスを対象とした行動・組織解析や遺伝子発現解析を行うとともに、特に細胞外分子の変化を捉え、それに伴う神経活動の変化を見出すために、脳深部イメージング法やマイクロダイアリシス法などの分子脳生物学的手法を組み合わせ、ストレスに伴う情動障害の病態解明を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、独自に開発した病態モデルを含めた様々な情動異常を示すモデルマウスを対象とし、多階層の病態解明を推進した。情動の変化は、様々な神経・精神疾患で認められ、患者本人や周囲にも多大な損失を与えるため、その病態解明は喫緊の課題である。本研究により病態モデルが開発されその研究基盤が整備されるとともに、病態の一端が解明された。
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