• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

真社会性動物ハダカデバネズミの「死」に対する社会行動の進化的起源の探索

計画研究

研究領域死の脳内表象:「死」はどのように認識されるのか?
研究課題/領域番号 21H05143
研究種目

学術変革領域研究(B)

配分区分補助金
審査区分 学術変革領域研究区分(Ⅲ)
研究機関熊本大学

研究代表者

三浦 恭子  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (80583062)

研究期間 (年度) 2021-08-23 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
32,760千円 (直接経費: 25,200千円、間接経費: 7,560千円)
2023年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2022年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2021年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
キーワードハダカデバネズミ
研究開始時の研究の概要

原始的な真社会性齧歯類ハダカデバネズミ(デバ)は、高度な社会性をもちながらも、飼育・実験的操作が可能な小型齧歯類(マウスと同等のサイズ)であり、社会行動研究のための新たな実験動物として極めて有望である。本研究では、デバにおける「死に対する社会行動」の実態およびその神経科学的基盤の一端を解明することを目的とする。

研究成果の概要

本研究では、真社会性哺乳類ハダカデバネズミの死に対する社会行動を定量化するための新規行動アッセイ系として、RFID技術を用いて群れ内全個体の位置情報を網羅的かつ自動的に記録するトラッキングシステムを世界で初めて開発した。さらに、このシステムで取得した大規模行動データから、群れ内の各個体の行動タイプや個体間の行動同期ネットワークを解析する系を立ち上げ、ハダカデバネズミの典型的な群れにおける行動の個体差や個体間関係を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発したハダカデバネズミにおける大規模行動解析系によって、群れ内の行動を個体レベル・集団レベルで効率的に定量化することが可能になり、真社会性哺乳類における死の応答の網羅的解析に関する研究を遂行することができるようになった。また、この系は汎用性・拡張性が高く、死の応答のみならず様々な摂動に対する群れの応答を調べることが容易になり、真社会性哺乳類の社会性関連研究を加速させることが期待される。

報告書

(1件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2021-10-22   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi