研究領域 | 対称性の破れた凝縮系におけるトポロジカル量子現象 |
研究課題/領域番号 |
22103003
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
石川 修六 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (90184473)
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研究分担者 |
野村 竜司 東京工業大学, 大学院理工学研究科(理学系), 助教 (00323783)
東谷 誠二 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (70304368)
三宅 和正 公益財団法人豊田理化学研究所, 常勤フェロー (90109265)
高木 丈夫 福井大学, 工学研究科, 教授 (00206723)
中原 幹夫 近畿大学, 理工学部, 教授 (90189019)
池上 弘樹 独立行政法人理化学研究所, 主任研究員研究室, 専任研究員 (70313161)
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連携研究者 |
小原 顕 大阪市市立大学, 大学院理学研究科, 講師 (50347481)
松本 宏一 金沢大学, 理工研究域, 教授 (10219496)
竹内 宏光 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 講師 (10587760)
久保田 実 東京大学, 物性研究所, 准教授 (60192035)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
182,520千円 (直接経費: 140,400千円、間接経費: 42,120千円)
2014年度: 26,260千円 (直接経費: 20,200千円、間接経費: 6,060千円)
2013年度: 26,910千円 (直接経費: 20,700千円、間接経費: 6,210千円)
2012年度: 35,230千円 (直接経費: 27,100千円、間接経費: 8,130千円)
2011年度: 47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円)
2010年度: 47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円)
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キーワード | 超流動3He / スピン三重項超流体 / 固有軌道角運動量 / 表面マヨラナ状態 / 奇周波数クーパー対 / トポロジカル超流体 / 半整数量子渦 / トポロジカル量子現象 / カイラルドメイン壁 / 超流動ヘリウム3 / 巨視的固有角運動量 / 表面マヨラナ準粒子 / 異方的超伝導・超流動 / 奇周波数超伝導・超流動 / 横波音響抵抗 / トポロジカル相転移 / 巨視的固有軌道角運動量 / マヨラナ準粒子 / 表面帯磁率 / NMR(核磁気共鳴) / 反強磁性スピン波 / 異方的超流動 / 奇周波数超伝導 / エアロジェル界面 / 異方的超流動・超伝導 / 負マイスナー効果の問題 / マヨラナフェルミオン / カイラル超伝導 / アンドレーエフ束縛状態 / 対称性の破れ |
研究成果の概要 |
超流動3Heには、時間反転対称性が破れたA相と軌道スピン対称性が破れたB相の2つの相がある。界面・境界面で示すトポロジカル量子現象を探求し、以下の成果を得た。A相での巨視的固有軌道角運動量の存在とB相での表面束縛状態のマヨラナコーンの存在を初めて示した。A相カイラリティの局所的な観測に成功した。B相での表面アンドレーエフ束縛状態のゼロエネルギー表面状態密度と奇周波数対振幅とが厳密に対応することを理論的に導くことに成功した。遅延効果をもつペアリング相互作用を取り入れ、マイスナー効果を示すバルクな奇周波数超伝導体が存在できることを理論的に確立した。
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