研究領域 | 気候系のhot spot:熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結合変動 |
研究課題/領域番号 |
22106006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
野中 正見 独立行政法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, グループリーダー代理 (90358771)
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研究分担者 |
久保川 厚 北海道大学, 地球環境科学研究院, 教授 (00178039)
佐々木 英治 独立行政法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任研究員 (50359220)
中野 英之 気象庁気象研究所, 海洋・地球化学研究部, 主任研究官 (60370334)
細田 滋毅 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, グループリーダー代理 (60399582)
田口 文明 独立行政法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任研究員 (80435841)
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連携研究者 |
安田 一郎 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (80270792)
辻野 博之 気象庁気象研究所, 海洋・地球化学研究部, 主任研究官 (50343893)
碓氷 典久 気象庁気象研究所, 海洋・地球化学研究部, 主任研究官 (50370333)
笹井 義一 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, グループリーダー代理 (40419130)
相木 秀則 独立行政法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任研究員 (60358752)
高谷 康太郎 京都産業大, 理学部, 准教授 (60392966)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
152,646千円 (直接経費: 117,420千円、間接経費: 35,226千円)
2014年度: 18,941千円 (直接経費: 14,570千円、間接経費: 4,371千円)
2013年度: 38,155千円 (直接経費: 29,350千円、間接経費: 8,805千円)
2012年度: 31,590千円 (直接経費: 24,300千円、間接経費: 7,290千円)
2011年度: 34,710千円 (直接経費: 26,700千円、間接経費: 8,010千円)
2010年度: 29,250千円 (直接経費: 22,500千円、間接経費: 6,750千円)
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キーワード | 中緯度大気海洋相互作用 / 黒潮・黒潮続流 / 海洋前線帯 / 海洋大循環モデル / Argoフロート / 海洋生態系 / 海洋物理学 / 大気海洋相互作用 |
研究成果の概要 |
本研究では、本新学術領域研究で注目した中緯度域の大気海洋相互作用の鍵となる海洋前線帯の形成・変動機構の理解を深め、その大気場や生態系への影響を解明することを目的とした。高解像度モデル等を駆使した研究により、日本南岸の黒潮の大蛇行や、その下流となる黒潮続流の形成・変動のメカニズム、また海洋中規模渦の形成やそれが生態系に及ぼす影響に関する理解に顕著な進展が得られた。一方、亜寒帯前線帯の十年規模変動が北太平洋海盆規模の大気場に影響を与えることを明確に示した他、夏季の海洋上層の熱容量が従来考えられていたものより遥かに大きいことを示し、中緯度域の大気海洋相互作用の理解を大きく進展させた。
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