研究領域 | 気候系のhot spot:熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結合変動 |
研究課題/領域番号 |
22106009
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 尚 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (10251406)
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研究分担者 |
青木 茂 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授 (80281583)
行本 誠史 気象庁気象研究所, 気候研究部, 室長 (90354464)
高谷 康太郎 京都産業大学, 理学部, 准教授 (60392966)
美山 透 独立行政法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任研究員 (80358770)
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連携研究者 |
小守 信正 独立行政法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任研究員 (80359223)
吉田 聡 独立行政法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任研究員 (90392969)
榎本 剛 京都大学, 防災研究所, 准教授 (10358765)
三瓶 岳昭 会津大学, 先端情報科学研究センター, 准教授 (50571775)
釜堀 弘隆 気象庁気象研究所, 気候研究部, 室長 (40354469)
田口 文明 独立行政法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任研究員 (80435841)
水田 亮 気象庁気象研究所, 気候研究部, 主任研究官 (80589862)
村崎 万代 気象庁気象研究所, 気候研究部, 主任研究官 (30354509)
小坂 優 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (90746398)
西井 和晃 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教 (50623401)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
113,373千円 (直接経費: 87,210千円、間接経費: 26,163千円)
2014年度: 15,288千円 (直接経費: 11,760千円、間接経費: 3,528千円)
2013年度: 21,905千円 (直接経費: 16,850千円、間接経費: 5,055千円)
2012年度: 29,120千円 (直接経費: 22,400千円、間接経費: 6,720千円)
2011年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2010年度: 32,630千円 (直接経費: 25,100千円、間接経費: 7,530千円)
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キーワード | 大気海洋相互作用 / 気候系のHot Spot / モンスーン / 海洋前線 / 黒潮 / 親潮 / 成層圏 / ブロッキング高気圧 / ジェット気流 / ストームトラック / 降水システム / 気候変動 / 海洋物理・陸水学 / 気象学 / 大気現象 / 自然現象観測・予測 |
研究成果の概要 |
モンスーンに伴い太平洋とアジア大陸との海陸熱コントラストがもたらす「東西の熱的せめぎ合い」の気候系への影響に関する研究を予定通り達成できた.特に,日本北方に停滞性ブロッキング高気圧を形成し,冬季モンスーンの異常な強化をもたらす対流圏循環異常が,惑星規模波動の秋から冬への季節的な増幅の異常な強化の現れで,北極上空の成層圏を寧ろ寒冷化させて成層圏オゾン減少にも寄与し得ることを見出した.一方,梅雨期に夏季モンスーンに伴って熱帯からの気流が流れると,東シナ海の黒潮沿いに積乱雲が組織化されることや,盛夏期にかけての急速な東シナ海北部の温暖化に伴って梅雨末期に集中豪雨が最も起こり易くなる事が見出された.
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