研究領域 | がん微小環境ネットワークの統合的研究 |
研究課題/領域番号 |
22112002
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宮園 浩平 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90209908)
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研究分担者 |
田畑 泰彦 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (50211371)
城 潤一郎 独立行政法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, 研究員 (60511243)
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連携研究者 |
渡部 徹郎 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (00334235)
鯉沼 代造 東京大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80375071)
江幡 正悟 東京大学, 大学院医学系研究科, 特任講師 (90506726)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
433,420千円 (直接経費: 333,400千円、間接経費: 100,020千円)
2014年度: 80,730千円 (直接経費: 62,100千円、間接経費: 18,630千円)
2013年度: 82,290千円 (直接経費: 63,300千円、間接経費: 18,990千円)
2012年度: 88,400千円 (直接経費: 68,000千円、間接経費: 20,400千円)
2011年度: 87,490千円 (直接経費: 67,300千円、間接経費: 20,190千円)
2010年度: 94,510千円 (直接経費: 72,700千円、間接経費: 21,810千円)
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キーワード | がん微小環境 / シグナル伝達 / 生体材料 / 生体イメージング / ゲノム科学 / がん幹細胞 / 発生・分化 / 微小環境 / がん浸潤 / 転移 / 血管新生 / リンパ管新生 / BMP / TGF-β |
研究成果の概要 |
本研究ではTGF-βやTGF-βと類縁の構造をもつ骨形成因子(BMP)のがん微小環境における役割を、分子細胞生物学的及び最新のゲノム科学的手法、バイオマテリアルなどを用いて研究した。我々はTGF-βによって上皮細胞が間葉系細胞に誘導される分子機構を研究し、がん細胞とがん微小環境が相互に作用しあってがんが進展する機構を明らかにした。また、骨形成因子の一つであるBMP-9がリンパ管内皮細胞に作用してリンパ管新生を抑制するという結果を得た。がん微小環境を標的とした薬剤は従来の抗がん剤と比較して副作用が少ないなどの特徴があることから、本研究の成果はがんの新たな診断治療法の開発のために重要と考えられた。
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