研究領域 | 感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換 |
研究課題/領域番号 |
22114008
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
瀬谷 司 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10301805)
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研究分担者 |
松本 美佐子 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (30332456)
櫨木 薫 広島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (50146007)
志馬 寛明 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70372133)
PENMETCHA Kumar 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 主任研究員 (80357938)
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研究期間 (年度) |
2010-06-23 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2014年度)
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配分額 *注記 |
156,000千円 (直接経費: 120,000千円、間接経費: 36,000千円)
2014年度: 29,120千円 (直接経費: 22,400千円、間接経費: 6,720千円)
2013年度: 30,550千円 (直接経費: 23,500千円、間接経費: 7,050千円)
2012年度: 31,980千円 (直接経費: 24,600千円、間接経費: 7,380千円)
2011年度: 31,720千円 (直接経費: 24,400千円、間接経費: 7,320千円)
2010年度: 32,630千円 (直接経費: 25,100千円、間接経費: 7,530千円)
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キーワード | Toll like receptor / パターン認識 / 抗がん免疫 / マクロファージ / 樹状細胞 / Toll-like receptor / 自然免疫 / 発がん・抗がん微小環境 / 腫瘍浸潤マクロファージ / Toll-like receptor (TLR) / MyD88 経路 / TICAM-1経路 / インターフェロン |
研究概要 |
炎症の自然免疫応答は微小環境の構築・抗がん免疫の起動に関与する。特に慢性炎症は発がんのプロモーターとしてがん細胞の増殖・浸潤・転移を促進し、がん化を助長すると云う証拠が提出されている。一方、抗がん免疫応答は樹状細胞が免疫エフェクター細胞を活性化する所に起点があり、これを促進するのも炎症である。炎症の誘起するエピジェネティクス解析を腫瘍と免疫について比較解析する必要がある。本研究ではウイルスRNAが誘起する自然免疫シグナルと発がん・抗がん環境を分子レベルで明らかにし、発がんスパイラルの制御へ資することを目的とする。本年度は以下の成果を得た。 1. ウイルスRNAが誘起するRIG-I 活性化に2つのE3 ligase, TRIM25とRiplet, が関与する(Oshiumi, et al, PloS Pathog., 2013)。 2. ウイルス・宿主に限らずRNAは不完全なstem構造をとるとTLR3のリガンドとなりうる(Tatematsu, et al, Nat Commun., 2013)。 3. IFNを殆ど誘導せずに抗がん活性を発揮する(従って生体に無害な)化学合成RNA(ARNAX)を完成させた(Matsumoto, et al, Nat Commun., 2014 under revision)。 4. IRF-3 依存性のNK活性化分子INAMの生理機能を明らかにした(Kasamatsu, et al, J Immunol., 2014 under revision)。 化学合成RNAの毒性試験と前臨床試験プロトコールを作製中である。本RNAのアジュバント活性がヒト免疫細胞の活性化とがん細胞・線維芽細胞などへいかなる影響をあたえるかを解析し、抗がん環境の誘導に効果的であることを証明していく。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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