研究領域 | 多方向かつ段階的に進行する細胞分化における運命決定メカニズムの解明 |
研究課題/領域番号 |
22118004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 京都大学 (2012-2014) 独立行政法人理化学研究所 (2010-2011) |
研究代表者 |
河本 宏 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (00343228)
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研究分担者 |
谷内 一郎 理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, グループディレクター (20284573)
指田 吾郎 千葉大学, 大学院医学研究科, 助教 (70349447)
岩間 厚志 千葉大学, 大学院医学研究科, 教授 (70244126)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
251,550千円 (直接経費: 193,500千円、間接経費: 58,050千円)
2014年度: 47,840千円 (直接経費: 36,800千円、間接経費: 11,040千円)
2013年度: 50,440千円 (直接経費: 38,800千円、間接経費: 11,640千円)
2012年度: 45,890千円 (直接経費: 35,300千円、間接経費: 10,590千円)
2011年度: 47,580千円 (直接経費: 36,600千円、間接経費: 10,980千円)
2010年度: 59,800千円 (直接経費: 46,000千円、間接経費: 13,800千円)
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キーワード | 系列決定 / 転写因子 / エピジェネティクス / T細胞系列 / B細胞系列 / 免疫学 / 発生・分化 / 細胞・組織 / 遺伝子 / 分化停止 / 自己複製 / チェックポイント / 転写因子ネットワーク / T細胞分化 / 前駆細胞 |
研究成果の概要 |
本計画研究は、多能前駆細胞からT前駆細胞への分化決定過程の分子機構を解明する事を目標とした。主に試験管内で分化を停止/再開させる手法を用い、まずT細胞系列のマスター制御因子が転写因子Bcl11bであることを明らかにした(Science, 2010) 。さらにT細胞分化経時的サンプルのデータは理研FANTOM5プロジェクトの一部として発表された(Science, 2015)。また、ポリコムをT前駆細胞において欠失させると、T系列からB系列へ分化転換することを見いだした(論文投稿中)。このように、T細胞系列決定過程で起こる転写因子制御と、エピジェネティクス制御の機構解明に切り込むことができた。
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