計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
本研究では、腸管神経系発生過程における神経-血管相互作用を細胞・分子レベルで解析した。マウスの腸管神経前駆細胞および血管を可視化し、生体イメージングを行うことにより、腸管神経系発生過程における細胞の振る舞いを観察した。その結果、発生過程で腸管がループ状に並ぶ時期に、血管(腸間膜)を足場に小腸から大腸へ「近道移動」する神経前駆細胞を発見した。「近道移動」する細胞は大腸の神経系の主要な細胞源であり、近道移動の障害がヒルシュスプルング病(先天性の腸管神経欠損)を誘導する可能性を突き止めた。また、「近道移動」を誘導するシグナルの一つは大腸壁に発現する神経栄養因子GDNFであることを発見した。
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すべて 雑誌論文 (19件) (うち査読あり 16件、 オープンアクセス 11件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (23件) (うち招待講演 10件) 図書 (1件)
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