研究領域 | 統合的多階層生体機能学領域の確立とその応用 |
研究課題/領域番号 |
22136012
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
奥野 恭史 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (20283666)
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研究分担者 |
新島 聡 京都大学, 薬学研究科, 助教 (30456834)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2014
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
32,240千円 (直接経費: 24,800千円、間接経費: 7,440千円)
2011年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2010年度: 21,710千円 (直接経費: 16,700千円、間接経費: 5,010千円)
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キーワード | システムズバイオロジー / GPCR / キナーゼ / 分子間相互作用 / ケミカルゲノミクス |
研究概要 |
本研究では、小分子(イオン、糖や脂質、ホルモンなど)の血中濃度の恒常性維持に着目し、小分子の血中濃度制御機構の解明と、その挙動を予測できる多階層生体モデルの構築を目的としたA03研究グループの中の計画研究A03-1として、主として小分子の分子階層における挙動(相互作用)に焦点を当てた研究を行うことを目的としている。具体的には、小分子の血中濃度制御に関与する代謝酵素・輸送タンパク質などの各種結合タンパク質やこれらの発現調節に関与する受容体・シグナル関連タンパク質などのタンパク質群と薬物や内因性の脂質や胆汁酸、ホルモンなどの多種多様な小分子との相互作用を網羅的に計測することにより、小分子-タンパク質間相互作用の統合的な解析と予測のための数理的枠組みの構築「分子階層の数理モデル化」を目指すものである。当該年度では、分子階層の数理モデル構築に先だった既知情報の収集として、生体系と小分子化合物との相互作用の基点として重要なタンパク質ファミリーであるGPCR、キナーゼ、イオンチャネル、核内受容体に関するタンパク質と小分子化合物との相互作用データの収集と整理を行った。相互作用を評価する実験系として、GPCRとキナーゼに関するリガンド活性の評価系を構築した。GPCRを標的とする化合物については、各受容体の発現細胞株を用いた機能的セルアッセイ系(カルシウムアッセイおよびcAMPアッセイによる)を構築した。一方タンパク質キナーゼを標的とする化合物については、精製キナーゼと合成ペプチド基質の反応系を用いてその阻害活性を評価するアッセイ系を構築した。またハイスループット性を上げるために、自動分注機を用いた多数の化合物溶液の調製やアッセイの煩雑な作業行程をシステマチックに進める実験条件の検討を実施した。
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