計画研究
学術変革領域研究(A)
発達に伴う行動変容は広域脳ネットワークに支えられるが、その実態については未解明な点が多い。本研究では、発達を支える広域脳動態の時空間変化を全脳イメージングにより捉え、発達障害モデルマウスでのネットワーク変化を同定し「発達変容ネットワーク」と「障害感受性ネットワーク」を人為的にシフトする方法を考案する。また、Rett症候群モデルマウスでは行動介入により発症を軽減できるとの報告を踏まえ、広域脳動態と行動変容の関係を明らかにする。多元データ解析についてはA01山川・A02中江と、解剖学的解析についてはA01 井上と連携し、脳発達を支える行動変容生物学に新たな変革をもたらす。