研究領域 | 法と人間科学 |
研究課題/領域番号 |
23101008
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
伊東 裕司 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (70151545)
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連携研究者 |
渕野 貴生 立命館大学, 法務研究科, 教授 (20271851)
村山 綾 近畿大学, 国際学部, 特任講師 (10609936)
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研究協力者 |
松尾 加代 慶應義塾大学, 先導研究センター, 研究員
日根 恭子 理科学研究所, 研究員
三浦 大志 慶應義塾大学, 先導研究センター, 研究員
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
21,840千円 (直接経費: 16,800千円、間接経費: 5,040千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 裁判員制度 / 事実認定 / 感情 / 被害者の意見陳述 / 説示 / 裁判員裁判 / 模擬裁判員実験 / 生理指標 / 模擬裁判実験 / 裁判員 / 判断バイアス / 模擬評議 / 情動 |
研究成果の概要 |
裁判員の判断過程に影響し、望ましくないバイアスを生む要因について、模擬裁判員実験を行って検討した。被害者遺族の意見陳述や遺体写真などがネガティブな感情を喚起し、有罪判断を増加させること、一方、合理的な思考を行う傾向が強いものは、ネガティブ感情を喚起されることが少なく、有罪無罪の判断が影響を受けにくいことが示された。丁寧な説示を与え、合理的な判断を促し、熟考の時間を十分にとることによって、上記の影響を除去できる可能性も示された。しかし合理的な判断を促すことにより、逆に不合理な判断を誘発する可能性や、過剰に感情を制御してしまう可能性もあり、さらなる実験心理学的検討の必要性が示された。
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