研究領域 | 先端加速器LHCが切り拓くテラスケールの素粒子物理学~真空と時空への新たな挑戦 |
研究課題/領域番号 |
23104005
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
戸本 誠 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (80432235)
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研究分担者 |
寄田 浩平 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (60530590)
長野 邦浩 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (90391705)
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連携研究者 |
長坂 康史 広島工業大学, 情報学部, 教授 (20299655)
下島 真 長崎総合科学大学, 情報学部, 教授 (80302347)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
129,090千円 (直接経費: 99,300千円、間接経費: 29,790千円)
2015年度: 24,050千円 (直接経費: 18,500千円、間接経費: 5,550千円)
2014年度: 24,050千円 (直接経費: 18,500千円、間接経費: 5,550千円)
2013年度: 25,480千円 (直接経費: 19,600千円、間接経費: 5,880千円)
2012年度: 26,130千円 (直接経費: 20,100千円、間接経費: 6,030千円)
2011年度: 29,380千円 (直接経費: 22,600千円、間接経費: 6,780千円)
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キーワード | トップクォーク / 湯川結合 / 飛跡トリガー / LHC-ATLAS実験 / エネルギーフロンティア / 国際共同実験 / CERN / 素粒子実験 / 高速飛跡トリガー |
研究成果の概要 |
CERNのLHC-ATLAS実験の陽子陽子衝突データを用いて、トップクォーク対生成の総断面積と微分断面積を高精度で測定した。トップクォークの崩壊によるW粒子の偏極度を測定し、トップクォークの崩壊が標準模型のV-A型相互作用によるものと無矛盾であった。以上から、LHCが達成した13TeVの陽子陽子衝突によるトップクォーク対生成に至るまで、摂動QCDが有効理論として機能していることを示した。また、高輝度化するLHC実験に向け、高速飛跡再構成トリガーのATLAS検出器への導入を成功させた。
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