研究領域 | 超低速ミュオン顕微鏡が拓く物質・生命・素粒子科学のフロンティア |
研究課題/領域番号 |
23108005
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
岩崎 雅彦 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 主任研究員 (60183745)
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研究分担者 |
中嶋 隆 京都大学, エネルギー理工学研究所, 准教授 (50281639)
河村 成肇 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 講師 (60311338)
三部 勉 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (80536938)
和田 智之 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究領域, グループディレクター (90261164)
斎藤 徳人 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究領域, 上級研究員 (90333327)
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連携研究者 |
齊藤 直人 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (20321763)
横山 幸司 Queen Mary University of London, Physics Department, Post-doctoral Research Assistant (30569033)
松崎 禎市郎 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, チームリーダー (10134842)
友野 大 大阪大学, 核物理研究センター, 教務補佐員 (40415245)
岡田 信二 国立研究開発法人理化学研究所, 東原子分子物理研究室, 協力研究員 (70391901)
大石 裕 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特別准教授 (60569804)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
321,100千円 (直接経費: 247,000千円、間接経費: 74,100千円)
2015年度: 22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
2014年度: 31,590千円 (直接経費: 24,300千円、間接経費: 7,290千円)
2013年度: 42,640千円 (直接経費: 32,800千円、間接経費: 9,840千円)
2012年度: 56,680千円 (直接経費: 43,600千円、間接経費: 13,080千円)
2011年度: 167,830千円 (直接経費: 129,100千円、間接経費: 38,730千円)
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キーワード | ミュオニウム / 超低速ミュオンビーム / 標準理論検証 / ミュオニウム生成標的 / パルスVUVレーザー / ミュオニウム再偏極 / 量子ビーム制御技術 / VUVレーザー / 超低速ミュオン / 超低速ミュオン顕微鏡 / ライマンαレーザー / 2光子共鳴4波混合 / ファイバー増幅器 / 全固体式増幅器 |
研究成果の概要 |
非常に低速のミュオニウムを効率的に真空中に作り出せると、イオン化してビームとして用いることで、生命・物質科学から素粒子物理学までの広い学術領域で従来不可能であった研究が可能となる。この際、低速であればあるほど大きく可能性が広がる。これまで真空中にミュオニウムを放出できる物質としては、2000Kほどの高温のタングステンしか知られていなかった。本研究によって、シリカエアロゲルにレーザーで細穴を設けることで、室温(速度分散1/3)のミュオニウムを作り出せる物質の創生に成功し、細穴のないエアロゲルに比べて10倍効率が上がることが確認できた。これによって、ミュオンを使った研究の可能性が大きく広がった。
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