研究領域 | 少数性生物学―個と多数の狭間が織りなす生命現象の探求― |
研究課題/領域番号 |
23115005
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
前島 一博 国立遺伝学研究所, 構造遺伝学研究センター, 教授 (00392118)
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研究分担者 |
谷口 雄一 国立研究開発法人理化学研究所, 生命システム研究センター, ユニットリーダー (90556276)
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連携研究者 |
高橋 恒一 国立研究開発法人理化学研究所, 生命システム研究センター, チームリーダー (20514508)
吉村 成弘 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (90346106)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
90,740千円 (直接経費: 69,800千円、間接経費: 20,940千円)
2015年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2014年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2013年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2012年度: 15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2011年度: 28,600千円 (直接経費: 22,000千円、間接経費: 6,600千円)
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キーワード | 核酸 / ゲノム / 生体分子 / 生物物理 / 生体生命情報学 |
研究成果の概要 |
「少数ゲノム DNAが細胞内でどのように収納され、どのように読み出されるのか?」にアプローチすることを目的とした. 先ず, 定説のような規則正しいクロマチン線維は存在せず, ヌクレオソームが不規則に細胞内に収められていることを突き止めた. さらに, ヌクレオソーム1分子観察により細胞の中でヌクレオソームがダイナミックに揺らいでいることを見出した. そして、計算機シミュレーションを組み合わせ, この揺らぎのおかげで, タンパク質が細胞の核内や染色体の中をより自由に動くことができ, ゲノムDNAとアクセスしやすくなることが示唆された. 少数のゲノムDNAの情報検索原理の一端が明らかとなった.
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