研究領域 | 少数性生物学―個と多数の狭間が織りなす生命現象の探求― |
研究課題/領域番号 |
23115008
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
今田 勝巳 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40346143)
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研究分担者 |
内橋 貴之 金沢大学, 数物科学系研究科, 准教授 (30326300)
南野 徹 大阪大学, 生命機能研究科, 准教授 (20402993)
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連携研究者 |
南野 徹 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 准教授 (20402993)
竹内 昌治 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90343110)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
137,670千円 (直接経費: 105,900千円、間接経費: 31,770千円)
2015年度: 23,400千円 (直接経費: 18,000千円、間接経費: 5,400千円)
2014年度: 23,400千円 (直接経費: 18,000千円、間接経費: 5,400千円)
2013年度: 24,700千円 (直接経費: 19,000千円、間接経費: 5,700千円)
2012年度: 24,440千円 (直接経費: 18,800千円、間接経費: 5,640千円)
2011年度: 41,730千円 (直接経費: 32,100千円、間接経費: 9,630千円)
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キーワード | 生物物理 / 蛋白質輸送 / 再構成系 / III型輸送装置 / 高速AFM / 少数性 / 分子機械 / ナノバイオ / 生体分子 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
少数の分子のターンオーバーで機能するべん毛輸送系の分子機構の解明を目指した。反転膜により制御が可能なin vitro蛋白質輸送計測系を構築し、この系が細胞内と同様の機能を保持することを実証した。この系とin vivoでの1分子計測、生化学・遺伝学実験から、細胞質中の輸送ATPase蛋白質の新たな役割、輸送のエネルギー源、輸送順序を決めるしくみを明らかにした。また、輸送シャペロンが構造変化により相互作用を制御し、少数の基質が優先的に輸送されるしくみを解明した。さらに、高速AFMを高度化し、蛋白質の構造変化や離散集合過程を直接可視化し、少数分子が関わる生体現象の素過程ダイナミクスを明らかにした。
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