計画研究
学術変革領域研究(A)
本計画班は、クオリア構造の可視化に貢献するため、乳幼児心理物理学的手法を開発し、自閉スペクトラム症(ASD)の子ども・成人を対象にクオリア構造の定型・非定型発達プロセスを明らかにすることを目的としている。目標1では、5歳未満の乳幼児を対象に、タッチパネルを用いた実験手法を開発し、乳幼児期のクオリア構造を調べる。目標2では、定型発達と非定型発達、特にASDの子ども・成人を対象に、クオリア構造の発達プロセスを明らかにする。これらを通じて、ヒトのクオリア構造が動的な変化をするのか、また、クオリア構造の個人差はいかなるものであり、その個人差がどのように生じてくるかを明らかにすることを目的とする。