考古学的方法による先史人類における社会構造の研究

• 研究領域: 日本列島域における先史人類史の統合生物考古学的研究ー令和の考古学改新ー
• 研究課題/領域番号: 23H04837
• 研究種目: 学術変革領域研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅰ)
• 研究機関: 東京都立大学
• 研究代表者: 山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
• 研究分担者: 青野 友哉 東北芸術工科大学, 芸術学部, 教授 (60620896) ; 舟橋 京子 (石川京子) 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (80617879) ; 日高 慎 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70392545) ; 辻田 淳一郎 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (50372751)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 76,440千円 (直接経費: 58,800千円、間接経費: 17,640千円); 2024年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円); 2023年度: 22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
• キーワード: 考古学 / 人類学 / 人骨 / 生物考古学 / 骨考古学 / 墓制 / 縄文時代 / 弥生時代 / 古墳時代

研究開始時の研究の概要

本領域研究において、A01班は考古学的方法によって先史人類の社会構造について研究を行い、人類学的な手法によって検証すべき仮説を提示する役割を担っている。具体的には、各地の旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代の遺跡における墓地・墓域において、考古学的な観点からこれまで家族・世帯の埋葬地点と目されてきた墓群や、階層性を示すと思われる墓群および特定個人を抽出し、考古学的な埋葬属性を検討することによって、当該遺跡が属する時代の親族・社会構造について考古学的仮説を立て、年代測定、炭素・窒素・ストロンチウム同位体分析、DNA 分析を行うことによって、その仮説の検証を目指すものである。