研究領域 | 日本列島域における先史人類史の統合生物考古学的研究ー令和の考古学改新ー |
研究課題/領域番号 |
23H04838
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
太田 博樹 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40401228)
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研究分担者 |
中 伊津美 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任助教 (10723778)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
99,970千円 (直接経費: 76,900千円、間接経費: 23,070千円)
2024年度: 19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2023年度: 20,800千円 (直接経費: 16,000千円、間接経費: 4,800千円)
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キーワード | 古代ゲノム / 血縁解析 / 糞石 / 古代土壌 / 縄文人 / 遺跡集団 / 親族構造 / 古環境DNA / 土壌ゲノム |
研究開始時の研究の概要 |
ここ10年ほどの間にゲノム解読の技術的な進歩が著しく、欧米ではネアンデルタールゲノム配列の報告など新しい学問分野“古代ゲノム学”が誕生した。これまでの古代ゲノム学は主に種や集団の系統を論じるツールとして用いられてきた。しかし、その応用範囲はもっと広く、遺跡から出土する人骨の血縁関係や、住居跡の土壌や糞石から、そこに住んでいた人々や動物のゲノム情報から、当時の親族構造や生活環境を復元することも理論上可能だ。本研究では、先史社会の親族構造や生活環境を分析するツールとして、古人骨の形態学的データを基礎とした古代ゲノム解析技術の本格的実装を進める。
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