同位体分析による先史人骨の年代・食性復元・移動の研究

• 研究領域: 日本列島域における先史人類史の統合生物考古学的研究ー令和の考古学改新ー
• 研究課題/領域番号: 23H04839
• 研究種目: 学術変革領域研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅰ)
• 研究機関: 東海大学
• 研究代表者: 日下 宗一郎 東海大学, 人文学部, 准教授 (70721330)
• 研究分担者: 瀧上 舞 独立行政法人国立科学博物館, 生命史研究部, 研究員 (50720942) ; 坂上 和弘 独立行政法人国立科学博物館, 生命史研究部, グループ長 (70333789)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 93,600千円 (直接経費: 72,000千円、間接経費: 21,600千円); 2025年度: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円); 2024年度: 18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円); 2023年度: 19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
• キーワード: 同位体 / 放射性炭素年代 / 古人骨 / 縄文時代 / 弥生時代 / 食性 / 年代

研究開始時の研究の概要

新たな学問領域である「統合生物考古学」を構築するために、本計画研究では食生態と社会組織の統合に必要である先史時代の食性と移動を明らかにする。他班より研究資料の提供を受け、資料の年代測定および炭素・窒素同位体分析、ストロンチウム同位体分析を行い、その結果をそれぞれの班にフィードバックする。班独自としては、各遺跡出土人骨について同様の分析を行い、あわせて時代差・地域差についての調査研究も行う。本計画研究が先史時代の食生態を明らかにし，他班の先史社会の研究成果と統合することで，研究項目A「日本列島域における先史人類社会の分析」へと貢献する。