計画研究
学術変革領域研究(A)
天然有機化合物(天然物)は構造多様性に富み、強力な生物活性をもつ。研究代表者らは天然物研究に長年従事し、リガンドと受容体との構造的マッチングだけでは生物活性を正しく評価することが難しいという現実に直面してきた。本計画研究では、天然物立体異性体・構造誘導体から成るライブラリーを構築し、これを受容体親和性やシグナル伝達強度のデータに加えて、リガンド-受容体複合体の構造生物学的評価を加味した包括的なデータセットを提供する。また、機械学習からのフィードバックを元に新規生物活性分子を創製し、生物活性新学理に迫る。