ECMダイナミクスが統御する血管リモデリングの分子機序

• 研究領域: 細胞外情報を統御するマルチモーダルECM
• 研究課題/領域番号: 23H04929
• 研究種目: 学術変革領域研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅲ)
• 研究機関: 国立研究開発法人国立循環器病研究センター
• 研究代表者: 山城 義人 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (70751923)
• 研究分担者: 出口 真次 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授 (30379713)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 108,420千円 (直接経費: 83,400千円、間接経費: 25,020千円); 2024年度: 19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円); 2023年度: 31,200千円 (直接経費: 24,000千円、間接経費: 7,200千円)
• キーワード: 細胞外マトリクス / 血管リモデリング / バイオメカニクス / メカニカルストレス / 低酸素応答 / マルチモダルECM

研究開始時の研究の概要

生体は、損傷やストレスに対して細胞や組織を適応（リモデリング）することで恒常性を維持する。この組織リモデリングの過程では、細胞に加えて細胞外マトリクス（ECM）の分子組成や物性もダイナミックに変化すると考えられるが、その実態や機能は殆ど不明である。本研究では、血管リモデリングにおけるECMの分泌・作用・分解のターンオーバー（ECMダイナミクス）とその細胞への作用機序を明らかにし、ECMが駆動する血管リモデリングの原理に迫る。