研究領域 | 現代文明の基層としての古代西アジア文明―文明の衝突論を克服するために― |
研究課題/領域番号 |
24101002
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
常木 晃 筑波大学, 人文社会系, 教授 (70192648)
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研究分担者 |
西山 伸一 中部大学, 人文学部, 准教授 (50392551)
大沼 克彦 国士舘大学, イラク古代文化研究所, 名誉教授 (70152204)
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研究協力者 |
DOUGHERTY Sean ミルウォーキー技術大学, 講師
MIRESKANDARI Seyed イラン文化遺産庁, 前考古局長
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
36,790千円 (直接経費: 28,300千円、間接経費: 8,490千円)
2016年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2015年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2013年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2012年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 現生人類の拡散 / 先史時代 / ザグロス山脈 / 南イラン・アルサンジャン地区 / 北イラク・メソポタミア / イラク・クルディスタン地域 / スレマニ地区 / 北イラク・スレマニ地区 / タンゲ・シカン洞窟 / カラート・サイド・アハマダン / 南イラン / イラク・クルディスタン / アルサンジャン / アルサンジャン地区 / 中期旧石器時代 / 後期旧石器時代 |
研究成果の概要 |
私たちの計画研究では、私たち自身であるホモ・サピエンスがアフリカを発ちユーラシアに拡散していく際の重要拠点の一つとなったザグロス山脈において、実際のフィールド調査に基づいてその拡散問題を考えることを研究テーマとしました。フィールドとしてはザグロス南東部のアルサンジャン地区およびザグロス北西部のスレマニ地区で調査を実施しました。前者ではタンゲ・シカン洞窟において中期旧石器時代から後期旧石器時代の文化層を発掘し、南ザグロスでのホモ・サピエンスの拡散とその進展に関する新たな証拠を得ることができました。後者では、ホモ・サピエンスがザグロス北西部に拡散以降の、特に新石器化についての資料を得ました。
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