研究領域 | 現代文明の基層としての古代西アジア文明―文明の衝突論を克服するために― |
研究課題/領域番号 |
24101014
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
谷口 陽子 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (40392550)
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研究分担者 |
小泉 圭吾 大阪大学, 工学研究科, 助教 (10362667)
島津 美子 国立歴史民俗博物館, 研究部情報資料研究系, 助教 (10523756)
沼子 千弥 千葉大学, 大学院理学研究科, 准教授 (80284280)
高嶋 美穂 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館, 学芸課, 研究員 (80443159)
伊庭 千恵美 京都大学, 工学研究科, 助教 (10462342)
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研究協力者 |
Caneva Giulia Università di Roma Tre, Dipartimento di Scienze, Professor
Mazurek Joy Getty Conservation Institute, Science Department, Assistant Scientist
朴 春澤 ハイテック株式会社, 環境保全技術課
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
25,610千円 (直接経費: 19,700千円、間接経費: 5,910千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | 保存科学 / 文化遺産 / 西アジア / 石造文化財 / 劣化抑制 / 微気象モニタリング / ELISA / 放射光 / 考古科学 / 西アジア考古学 / 膠着材 / 文化財 / 保全 / 保存修復 / 壁画技法材料 / ELISA / 膠着材料 / 彩色文化遺産 / 微小環境モニタリング / 技法材料 / 文化財科学 / 製作技法 / 組成分析 / 微気象観測 / 遺跡保存 |
研究成果の概要 |
西アジア先史時代からプレイスラームまでの文化遺産を対象とし、製作技法、材料および保存上の問題について自然科学的に明らかにしようという目的から、以下のテーマを置いた。(1)遺跡における非破壊元素分析、微小サンプルを用いたラボでの高精度分析、(2)ELISA法など抗原抗体反応等を用いた有機物質の分析手法の確立と実践、(3)遺跡における文化遺産の保存状態の把握、現象の理解。(3)では、カッパドキアの岩窟遺跡を例として、岩窟や壁画、周辺の地形の変容、詳細な環境解析等からシミュレーションするとともに、物質の分析結果や状態マッピングとを連動をすることで、遺跡の保存状態、劣化要因に関する知見を得た。
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