研究領域 | 実験と観測で解き明かす中性子星の核物質 |
研究課題/領域番号 |
24105004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村上 哲也 京都大学, 理学研究科, 講師 (50219896)
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研究分担者 |
家城 和夫 立教大学, 理学部, 教授 (10159577)
磯部 忠昭 国立研究開発法人理化学研究所, その他部局等, 研究員 (40463880)
川畑 貴裕 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (80359645)
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連携研究者 |
竹谷 篤 国立研究開発法人理化学研究所, 中性子ビーム技術開発チーム, 副チームリーダー (30222095)
溝井 浩 大阪電気通信大学, 工学部, 講師 (30388392)
栗田 和好 立教大学, 理学部, 教授 (90234559)
馬場 秀忠 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器センター, 研究員 (10415268)
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研究協力者 |
Lynch W. NSCL, Michigan State University, Professor
Tsang M. B. NSCL, Michigan State University, Professor
Yennello S. J. Cyclotron Inst., Texas A&M Univ., Professor
Xiao Z. Tsinghua Univ., Department of Physics, Professor
Lukasik J. INP, Professor
Pawlowski P. INP, Professor
Hong B. Korea Univ., Department of Physics, Professor
Pollacco E. IRFU/SPhN, CEA-Saclay, Professor
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
168,740千円 (直接経費: 129,800千円、間接経費: 38,940千円)
2016年度: 33,410千円 (直接経費: 25,700千円、間接経費: 7,710千円)
2015年度: 21,710千円 (直接経費: 16,700千円、間接経費: 5,010千円)
2014年度: 33,930千円 (直接経費: 26,100千円、間接経費: 7,830千円)
2013年度: 33,670千円 (直接経費: 25,900千円、間接経費: 7,770千円)
2012年度: 46,020千円 (直接経費: 35,400千円、間接経費: 10,620千円)
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キーワード | 中性子星 / 高密度核物質 / 状態方程式 / 時間射影型検出器 / 高密度原子核物質 / 核物質の状態方程式 / 中間エネルギー重イオン反応 / 実験核物理 / 宇宙物理 / 原子核物質の状態方程式 / 対称エネルギー / 荷電粒子ガス検出器 / 高密度読み出し回路 / 荷電粒子検出器 |
研究成果の概要 |
超新星爆発の結果作られる中性子星の外核の熱力学性質、状態方程式(EOS)を地上実験で決定することを目指し、理化学研究所の放射性同位元素ビーム工場(RIBF)で加速される中性子を多く含む錫原子核を通常の錫原子核に正面衝突させる実験を行った。この実験で一時的に作られる高密度原子核物質の密度はちょうど中性子星の外核のものに対応している。作られた高密度核物質から放出される正負荷電パイ中間子を新たに開発した大型の時間射影型検出器で3次元的に捉え、予定を上回る統計のデータ収集に成功した。荷電パイ中間子の生成比のデータ解析は現在進行中で、間もなく高密度領域での中性子星物質EOSが抽出できる見通しである。
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