研究領域 | 多面的アプローチの統合による計算限界の解明 |
研究課題/領域番号 |
24106010
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
瀧本 英二 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (50236395)
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研究分担者 |
篠原 歩 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00226151)
正代 隆義 九州国際大学, 国際関係学部, 教授 (50226304)
畑埜 晃平 九州大学, 附属図書館, 准教授 (60404026)
吉仲 亮 京都大学, 情報学研究科, 助教 (80466424)
内沢 啓 山形大学, 理工学研究科, 准教授 (90510248)
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研究協力者 |
津田 宏治
CUTURI Marco
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
31,200千円 (直接経費: 24,000千円、間接経費: 7,200千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2014年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2013年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 計算学習理論 / オンライン予測 / 計算理論 / 分布学習 / オンライン意思決定 / 離散力学系 / 最長共通部分列 / メトリカルタスクシステム問題 / パターン言語 / 形式グラフ体系 / 計算の複雑さ / 項木パターン / QBFソルバ / Bradley-Terryモデル / 線形決定木 / 木縮約パターン / カーネル平均 / しきい値回路 / 近似アルゴリズム / 連続緩和 / 論理回路 / パターン数 / 劣モジュラ最適化 |
研究成果の概要 |
学習問題の複雑さ解析を通して,計算に対する新しい解釈,理解をもたらす多くの成果を得た.オンライン予測の解析では,通常の最適化問題の複雑さとの等価性に関する重要な未解決問題を部分的に解決した.仮説表現の複雑さ解析では,閉路のあるニューラルネットを一般化した離散力学系と呼ばれるモデル上のいくつかの決定問題が,NP中間層に属することを示唆する結果を得た.文法学習の解析では,部分文字列/部分グラフとその周囲の構造との関係に注目する分布学習という考え方を用いて,形式文法/形式グラフ文法の学習可能性を大きく進展させる結果を得た.
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