配分額 *注記 |
50,830千円 (直接経費: 39,100千円、間接経費: 11,730千円)
2016年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2015年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2014年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2013年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2012年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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研究成果の概要 |
有機物質の電子物性は電荷とスピンの振る舞いによって理解される。本研究では、炭素と同族のケイ素、ゲルマニウム、スズなどの高周期典型元素をスピン中心に持つ開殼分子を合成し、その分子構造と物性を解明した。負極にケイ素ラジカルを用いたケイ素ラジカル電池を作製し、出力密度や高サイクル特性を維持し、大きなエネルギー密度を実現できる蓄電池を開発した。また、ケイ素原子上に有機基を一つ導入したポリシリン((RSi)n, R = Me, Ph) を負極活物質に用いたリチウムイオン電池(LiB)は良好なサイクル特性、比較的大きな蓄電容量、低温でリチウム金属が析出しない安全なLiB二次電池であることを明らかにした。
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