計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
小胞体への組み込み不全を起こした膜タンパク質は、シグナル配列のプロセシングを受けないまま、凝集性ポリペプチドとして細胞質に留まる。このような凝集性タンパク質の品質管理は最近まで実体が不明であった。我々は、不良膜タンパク質が細胞質でどのように処理されるのかを探る過程で、UBA型タンパク質UBQLN4を中核的な因子として同定した。UBQLN4は、BAG6と複合体を形成して、新合成されたばかりの不良膜タンパク質をユビキチン依存的代謝系に導く。ヒトゲノムにコードされた全タンパク質の約1/5が膜タンパク質であることを考慮すると、膨大な量の凝集性ポリペプチドがこの複合体の標的となっていることが想定される。
すべて 2016 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (25件) (うち国際学会 1件、 招待講演 8件) 図書 (1件) 備考 (3件)
EMBO Reports
巻: 未定 号: 6 ページ: 842-857
10.15252/embr.201541402
FEBS J.
巻: 283 号: 4 ページ: 662-677
10.1111/febs.13618
Mol. Cell. Biochem.
巻: 414 号: 1-2 ページ: 1-12
10.1007/s11010-015-2643-4
J. Biol. Chem.
巻: 291 号: 9 ページ: 4649-4657
10.1074/jbc.m115.692871
ユビキチンネオバイオロジーニュースレターThe World of UBIQUITIN
巻: 4 ページ: 60-64
巻: 290 号: 15 ページ: 9387-9398
10.1074/jbc.m114.631804
J. Biochem
巻: 153 号: 2 ページ: 147-160
10.1093/jb/mvs149
40019566398
http://www.comp.tmu.ac.jp/saisei/index.html
http://www.biol.se.tmu.ac.jp/labo.asp?ID=celche