研究領域 | マイクロエンドフェノタイプによる精神病態学の創出 |
研究課題/領域番号 |
24116010
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
那波 宏之 新潟大学, 脳研究所, 教授 (50183083)
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連携研究者 |
難波 寿明 新潟大学, 脳研究所, 助教 (90332650)
柿田 明美 新潟大学, 脳研究所, 教授 (80281012)
武井 延之 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (70221372)
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研究協力者 |
喜田 聡 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (80301547)
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
95,940千円 (直接経費: 73,800千円、間接経費: 22,140千円)
2016年度: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2015年度: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2014年度: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2013年度: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2012年度: 22,230千円 (直接経費: 17,100千円、間接経費: 5,130千円)
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キーワード | 統合失調症 / 幻聴 / サイトカイン / ドパミン / 上皮成長因子 / 神経栄養因子 / ニューレグリン / 脳波 / EGF / GDNF / 発声 / 精神疾患 / 動物モデル / 脳内炎症 / 聴覚機能 / OFF反応 / 非定型抗精神病薬 / セロトニン / 死後脳 / モデル動物 / 認知行動異常 / 依存薬物 / 中脳ドパミン神経 |
研究成果の概要 |
サイトカインは、その動物投与により統合失調症に関連する行動変化を呈する。サイトカインのなかでもEGFの投与動物が最も強い行動異常を呈し、霊長類でも再現できている。EGF投与ラットは特にドパミン神経の回路、活動において異常性が高かった。そのドパミン神経は異所性の神経終末を形成し、動物の思春期後に過剰興奮を示し、抗精神病薬で正常化する。一方、ノルアドレナリンやセロトニン神経活動は無変化であった。生理実験は、モデル動物の聴覚野異常性を指摘していた。この領域では神経活動マーカーの上昇とともに、聴覚過敏反応や聴覚誘発性脳波異常を呈する。患者死後脳でも類似の分子変化が再現されることも判明した。
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