研究領域 | 構成論的発達科学-胎児からの発達原理の解明に基づく発達障害のシステム的理解- |
研究課題/領域番号 |
24119003
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
長井 志江 大阪大学, 工学研究科, 特任准教授 (30571632)
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研究分担者 |
田中 文英 筑波大学, システム情報系, 准教授 (50512787)
尾形 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00318768)
吉川 雄一郎 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (60418530)
西出 俊 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 講師 (30613400)
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連携研究者 |
浅田 稔 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (60151031)
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
249,210千円 (直接経費: 191,700千円、間接経費: 57,510千円)
2016年度: 44,200千円 (直接経費: 34,000千円、間接経費: 10,200千円)
2015年度: 56,160千円 (直接経費: 43,200千円、間接経費: 12,960千円)
2014年度: 46,020千円 (直接経費: 35,400千円、間接経費: 10,620千円)
2013年度: 48,880千円 (直接経費: 37,600千円、間接経費: 11,280千円)
2012年度: 53,950千円 (直接経費: 41,500千円、間接経費: 12,450千円)
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キーワード | 知能ロボティクス / 認知発達ロボティクス / 発達障害者支援 / 自閉スペクトラム症 / 人-ロボットインタラクション / 予測符号化 / 神経回路モデル / 人ーロボットインタラクション / 認知発達 / 認知ロボティクス / 発達障害 / 予測学習 / 確率モデル / 社会的相互作用 |
研究成果の概要 |
社会的認知発達の基盤として「感覚・運動信号の予測学習」に基づく理論を提案し,計算論的視点から認知発達の構成的理解と発達障害者支援システムの開発に取り組んだ.乳幼児-養育者相互作用の解析では,乳幼児の身体的・社会的随伴性の発達と,それを促進する養育者の行動変容を明らかにした.計算論的発達モデルの研究では,多様な認知機能が予測学習に基づき獲得されること,モデルのパラメータ変動が発達障害を生み出すことを明らかにした.発達障害者の理解・支援システムの開発では,社会性の問題を引き起こす感覚・運動の非定型性を定量化・再現するシステムを実現した.これらの成果は認知発達原理の解明に大きく貢献している.
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