研究領域 | ディストピア倫理学:自己の境界を不確定にする未来テクノロジーに向けて |
研究課題/領域番号 |
24H00813
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
澤井 努 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (50769817)
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研究分担者 |
片岡 雅知 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 研究員 (50979945)
石田 柊 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 研究員 (30962013)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
25,350千円 (直接経費: 19,500千円、間接経費: 5,850千円)
2024年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 発生研究 / 脳オルガノイド / 合成胚 / クローニング / 倫理学 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、急速に進展しているヒト組織の体外培養技術は今後、ヒトの一部・全体を自在に作製できるヒト培養技術として発展し、それによって「個人複製」を可能にするディストピアが到来するかもしれない。本研究では、個人複製が可能なディストピア的未来において生じる倫理的・法的・社会的課題を予見的に検討する。本研究は3つの下位課題、(1)ヒト培養技術が高度化した未来で生じる個人複製をめぐるELSIの検討、(2)個人複製が私たちの「自己/他者認識」にもたらす変容とその影響に関する検討、(3)ヒト培養技術を用いた新たな「生殖」をめぐるELSIの検討を総合して進める。
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