研究領域 | ディストピア倫理学:自己の境界を不確定にする未来テクノロジーに向けて |
研究課題/領域番号 |
24H00814
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
渡辺 正峰 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50312989)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
40,430千円 (直接経費: 31,100千円、間接経費: 9,330千円)
2024年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
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キーワード | マインドアップローディング / 意識 / 神経科学 |
研究開始時の研究の概要 |
研究代表者の渡辺は実現可能な「アップローディング」の手法を提案している。具体的には、機械脳半球と生体脳半球の意識の統合、さらには、生体側から機械側へと記憶を転送することで、左右の生体脳半球間の関係性を機械脳半球と生体脳半球の間で築く。その後、両半球にまたがっていた一つの意識は、片半球のみの一つの意識へと移行することとなる。
本研究においては、代表者の唱えるアップローディングのプロセスとそれがもたらすアップロードされた状態を高い精度で踏まえたうえで、その実現が社会にもたらす倫理的なインパクトを意識ないし自己の同一性や連続性の観点から紐解いていく。
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