研究領域 | 新奇1分子顕微鏡の開発・学理構築・量子応用 |
研究課題/領域番号 |
24H00817
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
柳澤 啓史 静岡大学, 電子工学研究所, 特任准教授 (40454128)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
104,260千円 (直接経費: 80,200千円、間接経費: 24,060千円)
2024年度: 46,930千円 (直接経費: 36,100千円、間接経費: 10,830千円)
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キーワード | 超高分解能光電子放出顕微鏡 / 分子軌道 / 1分子 / 電界電子放出 / 超高速電子ダイナミックス |
研究開始時の研究の概要 |
1分子内の分子軌道は化学反応や光合成過程における超高速電子ダイナミクスにおいて重要な役割を果たしている。このダイナミクスは、光を固体に照射した際に放出される光電子を用いた光電子放出顕微鏡(PEEM)により観測できる。一方で、従来のPEEMの分解能はsub-10nmで分子軌道を分解できなかった。最近、我々は空間分解能がsub-0.5nmで、分子軌道を分解できる新奇PEEMを開発した。本プロジェクトでは我々のPEEMを基に、1分子中の電子特有の量子状態を分解し、分子軌道が観測できる新奇PEEMを作製する。そして、この技術を1分子の原子・電子構造解析や量子もつれの構築・観察に適用する。
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