研究領域 | 膜透過学:膜モジュレータ分子が拓く核酸医薬の細胞膜透過の実証と理解 |
研究課題/領域番号 |
24H00842
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川口 祥正 京都大学, 化学研究所, 助教 (90936808)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
28,340千円 (直接経費: 21,800千円、間接経費: 6,540千円)
2024年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 細胞内送達 / 脂質パッキング / ペプチド / 核酸 |
研究開始時の研究の概要 |
中分子医薬として核酸医薬が近年注目を集めている。しかし、その細胞内移行性の乏しさはまず解決すべき大きな課題であり、核酸医薬を高効率に細胞内に移行させる新たな手法の開発が望まれている。これまでに申請者らは、膜モジュレータペプチドにより膜をゆらすことは、機能性ペプチドやタンパク質の効率的なサイトゾル送達に有効であることを見出した。そこで本計画研究においては、膜曲率を変化させるペプチドや分子マシンを膜モジュレータ分子として利用し、人工核酸の膜透過性向上を狙う。さらに、膜モジュレータ分子の膜への作用様式について実験と理論の両面から解析を進めることで、核酸医薬の効率的な膜透過に向けた基本原理を創出する。
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