研究領域 | 多細胞生物の柔軟な形態を支えるスピングラス的発生システム |
研究課題/領域番号 |
24H00857
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
木下 温子 東京都立大学, 理学研究科, 助教 (00612079)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
31,460千円 (直接経費: 24,200千円、間接経費: 7,260千円)
2024年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | 植物発生学 / 胚発生 / 極性 / 顕微授精法 / 体軸形成 |
研究開始時の研究の概要 |
雌雄配偶子の融合によって生じた単一の受精卵から,細胞増殖や細胞の機能分化を経て体制の基本構造が確立する過程では,個体発生の基盤となる体軸が形成され,この体軸に沿って組織・器官などより高次の構造が形成されていく。シロイヌナズナでは,受精卵の細胞極性と体軸形成が密接に関与している。一方で,他の植物ではより柔軟でばらつきのある極性が,緩やかに統合され,組織全体として自ずと体軸を分化させる例も多くみられる。本研究では,このような細胞レベルでの揺らぎをとらえ実験的に検証するため,イネ顕微授精法により得られた受精卵を用いた解析を行う。
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