睡眠行動をもたらす海馬歯状回顆粒細胞変化の検証

• 研究領域: 眠気学の創成：眠気の生成・解消機構の解明
• 研究課題/領域番号: 24H00860
• 研究種目: 学術変革領域研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅲ)
• 研究機関: 弘前大学
• 研究代表者: 丹羽 康貴 弘前大学, 医学研究科, 准教授 (40590071)
• 研究分担者: 阪東 勇輝 浜松医科大学, 医学部, 助教 (70826809)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 47,320千円 (直接経費: 36,400千円、間接経費: 10,920千円); 2024年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
• キーワード: 歯状回顆粒細胞 / 睡眠行動解析 / シナプス変化 / 非シナプス変化 / 膜電位イメージング

研究開始時の研究の概要

寝不足の際に私たちの覚醒維持を妨げる「眠気(眠いという主観的な感覚)」は、覚醒中に起こる神経系のシナプス変化の蓄積がその原因だと考えられている。しかし、脳内広範囲にわたる様々なシナプス変化の蓄積から、どのようにして1つの「眠気」という感覚が生み出されているのか明らかではない。本研究では分子摂動による個体の睡眠行動解析およびパッチクランプと膜電位イメージングを駆使した細胞生理学解析によって眠気の生成機構についての独自の作業仮説を検証する。