計画研究
学術変革領域研究(B)
合成生物学的手法や生化学的手法によりフィコビリソームを細胞内及び試験管内で再構成するためのプラットフォームを確立する。集光色素の合成遺伝子や色素結合タンパク質をコードする遺伝子をライブラリー化し、これらをモデル細胞として採用するシアノバクテリアに異種発現させることで、多様なフィコビリソームを再構成した改変シアノバクテリアを調製する。また試験管内では、構成要素として獲得した色素タンパク質を自在配列化することで構造と光学特性の関係を調べる。再構成したフィコビリソームは「1複合体ごとの構造機能解析」に供し、平均化せずに一つ一つの複合体の構造と機能(電子状態)との相関観察をおこなう。